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抗真菌剤ケトコナゾール配合のシャンプーを使ってみよう

2020年07月15日

頭皮に生じる病気の一つでもある脂漏性皮膚炎は、赤くかさかさした湿疹が生じ、かゆみを伴う症状の病気です。主に、頭皮を始め、おでこ・鼻の周り・耳・首・脇・上背部・上胸部など脂漏部位に生じるのが特徴です。稀に、臍・乳房下部・陰部などに生じることもありますが、頭皮の場合は頭がかゆくなる、フケが出るなどの症状を引き起こします。脂漏性皮膚炎の原因は明確ではないのですが、頭皮の場合には色々な要因が関与していると考えられています。最近では、マラセチア菌と呼ぶ皮膚の常在真菌の一つが原因の一つであると言われており、過剰分泌された皮脂をマラセチア菌が餌にして増殖、結果的に脂漏性皮膚炎が引き起こされるなどのメカニズムを持ちます。

マラセチア菌は誰もが持つ常在菌ではありますが、皮脂に含まれる中性脂肪を分解、これが炎症の要因になり遊離脂肪酸に変化するのが根本原因とされます。治療方法は、白癬やカンジダなどの真菌感染症との識別の目的で、顕微鏡で拡大を行いカビの有無を検査する、検査の結果マラセチア菌の存在を確認した時には、外用剤や内服薬を使い治療を行うなどが一般的です。外用剤などでは炎症を抑える効果を期待できるステロイド外用薬を使いますが、抗真菌剤のケトコナゾール外用薬を使う方法もおすすめです。病院などでは、最初にステロイド外用薬を使って治療を続けて、かゆみが収まって来た段階でケトコナゾールなどの抗真菌剤の処方のみで行われることが多いようです。また、ケトコナゾールが配合されているシャンプーもおすすめで、シャンプーは市販されているので通販店やドラッグストアなどで購入可能です。

Aga治療薬との併用も可能なので、かゆみがある時やフケが生じている時など、ケトコナゾールが配合されているシャンプーを併用すると良いでしょう。ちなみに、Aga治療薬のプロペシアは服用するタイプの医薬品なので、1日1回必要量を毎日服用し、飲み忘れた時には次の経口投与までの時間が長い時には服用して、時間が短い時には1回分を飛ばして2回分をまとめて服用しないなどの使用方法の注意点があります。

ケトコナゾールが配合されているシャンプーの有効成分は、ニゾラールシャンプーなどではケトコナゾール2%、クリームやローションなどの外用薬の場合もケトコナゾール2%の有効成分です。これらのことからも、ケコトナゾールの有効成分は2%を上限としていますので、一度に大量に使わないなどの使用方法での注意点もあるわけです。

ケトコナゾールの副作用には、蕁麻疹や接触皮膚炎・発赤・刺激感・適用部位反応など、様々な副作用の報告が行われています。気になる副作用が生じた時などは、かかりつけ医への相談が大切です。尚、ケトコナゾールの効果は、真菌の細胞膜合成を阻害する作用があり、クリームなどでは1日2回患部に塗布し、シャンプーの使用方法ですが、脂漏性皮膚炎の場合には毎日使いますが、隔日・週2回・週1回などのように使用頻度を落とします。また、頭皮に浸透させるためにも、シャンプーを泡立ててから髪の毛に付けて、5~10分程度放置するのがコツです。